②固有フィードバック(内在・外在フィードバック)と付加的フィードバック 「学び」から「販売・運営」までをトータルサポートします!. 運動学習において効果的なフィードバックの頻度とタイミング 投稿日:2016å¹´9月26日 更新日: 2017å¹´6月9日 あなたは、フィードバックの本当の意味をご存知で … ´ç¿’や経験に基づく一連の過程であり、 結果として技能的行動を行い得る能力の比較的永続的 な変化をもたらすものである セラピストのための運動学習abc 運動学習とは? ´ç¿’方法の違いによって何が変わる?脳卒中片麻痺者と運動学習における注意点は?フィードバックの入れ方でどう変わる?疲労や情動は運動学習にどう影 … いくつかの種類が存在する. 特殊な装置や方法なしに直接的に知覚できる, 運動課題に内在したフィードバックのことを内在 的フィードバック(intrinsic feedback)という. また,100メートル競争のタイムなどの何らかの フィードバック選択ができる学習環境を実現する. キーワード:運動教育,フィードバック支援,再現アクチュエータ,知覚の好み,能動学習 1. はじめに 従来の運動スキルの習得においては,学習者と教 師が対面して行う指導が主体である.対面指導では, 3つに分けて紹介します。 1.フィードバックの種類 . 運動学習の促進には、学習者へのフィードバックの与え方も重要な役割を果たしていますが、フィードバックには 内在的フィードバック と 外在的フィードバック があり、まずはそれぞれの特徴を理解していきましょう。 運動学習の促進には、学習者へのフィードバックの与え方も重要な役割を果たしていますが、フィードバックには内在的フィードバックと外在的フィードバックがあり、まずはそれぞれの特徴を理解していきましょう。, 例えば、サッカーでボールを蹴るときは自分の体幹部や足の動きを感じ、足の位置を目で確認し、さらにボールを蹴ったときの音を聞いたり、接触時の衝撃を感じたり、蹴ったボールの行方を確認します。, このように、体性感覚・視覚・聴覚など、自身の感覚情報を基に与えられるフィードバックのことを、内在的フィードバックといいます。, 例えば、100m走のタイムの確認、体操競技における採点結果の確認、フォームを動画で確認することなどで、何らかの手段によって外部から与えられるフィードバックのことを、外在的フィードバックといいます。, フィードバック情報というのは運動学習を促す基礎となるもので、内在的であれ外在的であれ、何らかのフィードバック情報が与えられないと学習は進みません。, もしも1人でバスケットのフリースローの練習をしていて、ゴールが無く、シュートフォームを動画で撮影もしていなかったら、打ったシュートが良かったのか悪かったのか、良いフォームだったのか悪いフォームだったのかの判断が出来ませんよね(よほどの熟練者は別かもしれませんが)。それでは、運動学習の促進にはならないということです。, また、運動学習に利用される感覚情報のほとんどが内在的フィードバックであるといわれており、内在的フィードバックが脳の中で処理されなくては、外在的フィードバックがどれだけ与えられても効果がありません。, 今の記録は「〇〇秒だった!」と言われても、自分がどんな状態でそのパフォーマンスを発揮したのかを理解していないと、何が良かったのか悪かったのか分からないので、学習につながらないからです。, 外在的フィードバックの中には、KR(Knowledge of Result)とKP(Knowledge of Performance)が含まれており、KRは結果の知識、KPはパフォーマンスの知識とも呼ばれます。, KR(結果の知識)は、運動終了後に与えられる結果に関する情報のことで、「今のタイムは9秒だった」「今の記録は30mだった」などのように、結果に関するフィードバック情報のこと。, KP(パフォーマンスの知識)は、運動終了後に与えられるパフォーマンスに関する情報のことで、「バックスイングが長すぎた」「肩が開いていた」などのように、動きに関するフィードバック情報で、運動学的フィードバックと呼ばれることもあります。, Frans Bosch氏は、KPはインターナルフォーカス(注意を学習者自身の身体の一部にむけること)になるため、KRの方が運動学習を促すためには効果的であると述べており、, Gabriele Wulf氏も、自身の身体に注意を向けるようなインターナルフォーカスのフィードバックを行うと運動学習が阻害され、エクスターナルフォーカスを導くフィードバックの方が運動学習を促進すると述べています。, その他にも、KRの方が運動学習には効果的であるとする報告が多くあり、運動学習を促すフィードバックの方法としては、KRを支持する見解が一般的です。, 指導者は、運動の目的・運動の特性・運動学習の段階などによって、フィードバックの与え方を変えていくことが大切ですね。, 理学療法士/健康経営アドバイザー/imok Technical Director/大手フィットネスクラブにて活動後、痛みを抱えているお客様をサポート出来る様になりたいと、理学療法士の学校へ進学。卒業後は理学療法士として整形外科クリニックへ勤務。理学療法士として活動をしながら、トレーニングやコンディショニングの学びを続け、2018年4月よりimok株式会社へ参画。治療からコンディショニング、パフォーマンスアップまでを行えるコンディショニングコーチとして、パーソナルトレーニング指導や専門家向けのセミナー講師として幅広く活動中。, ピラティスリフォーマー&ボディワークの総合サイト。 まずは運動学習の定義についておさらいしておきます と、運動学習は上記のように定義されています また、 と、されています どのように関節を動かし、どのタイミングで筋収縮をさせるべきか… などということを頭で理解(知識を得る)していても、 実際に効率よく正確に運動させることができない限りは”運動学習した” とは言えない、ということです 運動前野は、感覚情報に基づいた運動学習の中枢であ り、なかでも視覚への依存度が高い学習過程の初期に特 に働く。補足運動野は、感覚情報に依存せず、記憶学習 に基づく連続運動の実行機能を有し、学習後期により働 くと報告されている2)。 感覚フィードバックによる動的バランスの学習効果 475 することで運動学習が促進されることを挙げている。し かしながら,姿勢バランスにおいて,聴覚と視覚の フィードバックの学習効果を比較し,その機序について う場面が多々あると思います。声掛けやフィードバック方法、タイミングにより患者の動きも変わってきます。また、若年者は比較的、運動学習を行った後 … ョン(<特集>運動学習) 道免 和久 バイオメカニズム学会誌 25(4), 177-182, 2001 体的には視覚・聴覚・体性感覚 を用いたフィードバックがある2).例えば,姿 投稿日:2016年9月26日 更新日:2017年6月9日, フィードバックを理解していれば、患者さんの運動学習だけでなく、後輩指導などにも活用できます。, 今回は、フィードバックとは何か、フィードバックを与える頻度とタイミングについても解説します。, 運動学習を勉強していて、いろんな用語が出てくるかと思いますが、それらをわかりやすく説明しながら解説していきます。. (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 冒頭でも書いていますが、フィードバックは他人が指摘することを意味する言葉ではありません。, フィードバックの本当の意味は、目標値と得られた結果を埋めていくにあたって阻害している原因(情報)を操作することをいいます。, 難しいので簡単にいうと、フィードバックとは原因(情報)を探し、修正することをいいます。, そして、得られた原因(情報)を元に、目標値と得られた結果を埋めていく過程を学習というのです。, 例えば、鏡を見ながら(視覚情報)「もっと足を上げてください」(聴覚情報)のように、他人から指摘を受けるなどは、外的フィードバックにあたります。, 運動学習を学ぶにあたって、結果の知識(KR:knowledge  of  results)やパフォーマンスの知識(KP:knowledge  of  performance)という用語もありますので説明しておきます。, 結果の知識とは得られた運動の結果(情報)をいい、パフォーマンスの知識とは目標としている動作の情報をいいます。, つまり、運動学習の最終地点は、結果の知識とパフォーマンスの知識の差がなくなった状態であるといえます。, 結果の知識やパフォーマンスの知識は、自己以外から得られる情報であり、これらの情報提供は運動を学ぶ初期段階に活用されることが多いです。, 例えば、立ち上がり運動をする際に、鏡を見て(視覚)、四肢の位置が正確であったか(体性感覚)を知覚し、「股関節と膝の動きがバラバラだなぁ~」など自己内部で検出するのは、内的フィードバックにあたります。, 内的フィードバックは、運動学習の中盤~終盤にかけて活用されることが多く、内的フィードバックが運動学習の過程には重要になってきます。, 後述する外的フォードバックの頻度とタイミング(下の見出し)でも解説しますが、他人から「ここをもっとこうして、ああして」という指導は、逆にパフォーマンスを下げることにもなります。, 学習の初期の段階では、自己の身体に注意を向けるよりも、自己以外の手がかりに注意を向けるほうがパフォーマンスは向上しやすいといわれています。, その記事では、バランスが要求される不安定な状態では、身体内部に注意を向けるよりも、身体外部に注意を向けるほうが姿勢動揺が軽減するといった内容を書いています。, これは、運動学習においても同じことで、不慣れな状態では身体外部の情報を頼りに、まずは大ざっぱに身体の使い方を覚えるほうがパフォーマンスは良くなります。, 例えば、立ち上がりでは「このタイミングで股関節と膝を伸ばして!」と声掛けするのではなく、前方の机を持ち、「頭を机のほうに近づけてから、天井方向へ身体を起こしていきましょう。」と声掛けするほうが良いです。, このように、外部の手がかりを頼りに運動方向を誘導するほうが学習しやすいということです。, ただし、運動学習が進んできて、更に運動の精度を高めていこうと思えば、次は自己内部に注意を向けていくことが大切です。, 運動学習の最終ゴールは自動化です。つまり、無意識な運動が可能になるということです。, 運動を無意識まで落とし込んでいくと、また身体外部に注意を向ける余裕すら生まれてきます。, フィードフォワード制御とは、フィードバック情報がうまく使えないような素早い運動の際にみられます。, フィードフォワード制御は大脳を介さない中枢性の制御であり、これをオープン・ループ制御(開ループ)いいます。, 一方、フィードバック制御は視覚・聴覚・体性感覚などを一旦大脳を介して判断するため、反応に遅れが生じてしまいます。フィードバック制御は、クローズド・ループ(閉ループ)といわれています。, Salmoni  et  al(1984)によって提唱されたガイダンス仮設によると、頻繁な外的フィードバックは学習者がそれに依存してしまい、逆にパフォーマンスを下げるといわれています。, 外的フィードバックを与える目的は、まずは正しい運動(パフォーマンスの知識)を大ざっぱに学習することです。, これは学習初期には効果的ですが、内的フィードバックを促進するには学習者自身が得られた運動の結果を自己解釈する時間が必要です。, 学習初期においても、毎回の外的フィードバックを与えるよりも2回に1回のほうが以後のパフォーマンスは良いという研究報告もあります。, そして、より良い運動パフォーマンスを目指すには、フィードバックの回数を減らす漸減的フィードバックを意識するべきです。, また、運動の結果の後すぐにフィードバックを与えるよりも、少し間を置いてから(8秒以上)フィードバックするほうが、その後のパフォーマンスは向上するといわれています。, 頭の中で、運動イメージを繰り返し行うことをメンタル・プラクティス(MP:mental practice)といい、スポーツの世界でよく用いられています。MPを行うことで、科学的にも脳の活動を認めています。, イメージ・トレーニングでいうと、他人がしているのを観察するだけでも、パフォーマンスは向上するといわれています。, 運動の上手い人を観察するとパフォーマンスの向上には良いとされていますが、逆に下手な運動を観察してもパフォーマンスは上がることもあります。, 下手な運動を観察すると、学習者自らでどこが間違いでどのようにしてそれが起こっているのかを考えるきっかけにもなるからです。. 日常生活を送る上で、注意は欠かすことのできない能力の一つです。日常生活ではその活動のほとんどが分配性注意、つまり二重課題が要求されます。例えば、立位を取っている時の作業にしても、立位と作業の2つの課題に注意を要します。つまり、自己に向かう内部環境、... 内的フィードバックを促進するには学習者自身が得られた運動の結果を自己解釈する時間が必要, 学習者自らでどこが間違いでどのようにしてそれが起こっているのかを考えるきっかけにもなる. ュートの態勢は整っていたか、コースをしっかり狙えたか、足はしっかりと振りぬけたか 運動学習に最も頻繁に用いられる要素としてフィードバックがあります。 フィードバックには、KRとKPがありますが、クルム伊達公子選手が観客から受けた「あ~」はKRに当た … 連続的運動学習:連続的に繰り返される動作(行動)の中から、運動順序に関する知識を獲得; 適応的運動学習:感覚情報に基づいて行う運動学習 ´ç¿’や経験に基づいて形成されるものであり、発達や成熟などによる行動の変化は除 … 女各 5人ずつ各群10名)にランダムに分けた。 1、視覚100%群 介入時、フリースロー1本毎に視覚的 フィードバックを与えた対象者 2、視覚33%群 フィードバックには2つありま … ¦å³ã©ã¡ã‚‰ã‹ã«ä½“が傾いていないか、前傾姿勢になっていないかなど、視覚的に確認することができます。 ただ、運動学習におけるフィードバックでは、種類や量などに配慮すると、より効果的に活用することができます。 「フィードバック」とひとくくりにせず、その要素を細かく考えていくことでスキルアップにつながるでしょう。 スポンサーリンク (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 8年間回復期リハビリテーションで実務経験を積み、訪問リハビリを経て、今は整形外科クリニックで奮闘中です。. つまり,内在的フィードバックを受けているこ とになる。この内在的フィードバックを除去す るために,つい立がたてられた。統制群の運動 学習過程は実験開始時に10秒間ゴールを見せ られ,運動課題に対して自分自身の感覚で認知 今回は、 「運動学習」 についてまとめていきます。 リハビリを提供する際、「運動学習」を理解しながら介入していますか? リハビリにおける運動学習でのアプローチとはとても重要とされています。 本記事で 一緒に読まれている記事 ’で、覚えることも少ない簡単な分野なんですよね。そこで今日は、ptの国家試験で、確実に1点が取れるように運動学習の解説をしたいと思います。 ョンをしておき、フィードバック情報に依存せずに動作を遂行する運動制御です。 ¯ã®æ©Ÿèƒ½ã¨å½¹å‰²ã«ã¤ã„て知ることができます… Copyright© かずぼーのリハビリ大全 , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5. 【補足】運動学習には種類がある? 補足となりますが、運動学習の様式には2パターンあると言われています. 化学習』『教師なし学習』です。 どれもとても重要なのですが、この回では『教師あり学習』にスポットを当てて、解説していきたいと思います。 『教師あり学習』 ´ç¿’を通じて獲得される運動行動 の変化であり,状況に適した感覚・運動系の協調性 (coordination)が向上して行く過程であり,行動面からは 運動技能の獲得(motor skill acquisition)とみなされる. 運動学習理論の理学療法への応用に関する研究 ... 表4 依存性産出効果を考慮した外在的フィードバックの種類 ・・・・・・・・・・・・11 表5 NoylorとBriggsの仮説に基づいた全体法と部分法の適用方法 ・・・・・・・・・・・・27 ® ―サッカーのループパスによる的当て課題を用いて― 筒 井 清次郎1・伊 藤 文 浩2 1愛知教育大学教育学部・2稲沢市立小正小学校 要約 フィードバックに限定して書いていこうと思います。 話をスムーズにまとめるため、 「種類」「頻度」「タイミング」 の. ここでは 運動指導の場面 における.